T字路に必ずある「石敢當」って?

沖縄旅行で沖縄の島々を歩いていると、T字路の突き当たりや三叉路に「石敢當」と記された謎の石柱が置かれているのをよく目にする。高さ40〜50センチほどのこの物体、はたして何を意味しているのだろうか。実はこれ、ヤナカジ(悪風)やヤナムン(悪霊)などをよけるための魔除けなのである。T字路や三叉路は風水的にも良くない場所であるうえ、魔物は角を曲がるのが苦手な性質だ。十字路なら直進していくので問題ないが、道の突き当たりに家などがあると、そのまままっすぐ中に入ってきてしまう。魔物に侵入されてはたまらないから石敢當でこれを防いでいるわけだ。石敢當は沖縄だけでなく、鹿児島市内にも置かれている。沖縄でもっとも古いとされる石敢當は久米島にあり、1733年に作られたものだ。もともとは中国の呪術で、名前の由来は唐の武勇の名前であるとか、孟子の言葉から出ているなどの諸説がある。本土の峠や村境、分かれ道などに祀られている道祖神も役割は石敢官と同じである。戦前までは、不幸が続いたり家の方角が悪い場合など、不吉なことや嫌なことがあると急いで石敢當が作られていたが、最近ではその風習も薄れているという。今では道に置かれたものが主流だが、曲がりくねった道や分かれ道が多い沖縄のこと、T字路や三叉路の数もパンパではない。わざわざ探さなくとも、道を歩けば誰でも石敢當を目にすることができるだろう。

魅力の多い宿

露天風呂客室は12歳以下コの子供は受付られません。なかなか魅力の多い宿である。河口湖畔に建ち、富士山が一望。河口湖温泉郷にあって、いで湯にも恵まれた。また魚介類は沼津から取り寄せまでして「料理の丸栄」の名の維持は怠りない。本格的なボールルームを備えることから、「ダンス愛好者の宿」はたまた「湖畔の舞踏館」とまでいわれているのである。その『若草の宿丸栄』が風呂の充実に乗り出しだのはここ数年のことだ。その結果は実に芳しい。湖に面した「湖の湯」、富士山を正面に眺める「富士の湯」という二つの、実に眺めのよい露天風呂が誕生した。また露天ではないが、やはり富士山を眺める貸し切りの展望風呂もできた。そしてなにより、専用露天風呂付きの客室が誕生したのである。そして、『若草の宿丸栄』は、5室の特別室階「野の花亭」のうち3室は展望檜風呂、そして2室のバルコニーに露天風呂が備えられている。この階はいわばVIPフロアで、他の客室とは違う純和風の特別な造りになっている。出来たばかりで新しく、本の匂いが心地よい。また、客室からの眺めもとてもいい。12歳以下の子供はお断りで、これも筋が通っている。気分はファーストクラスである。旅館内の設備には珍しく、天体望遠鏡を備えた天体観測室がある。屋上には富士山展望台が。なるほど、星も山も、魅力の部分はとことん楽しんでもらおうというわけだ。この宿に来たからには、食事の楽しみは最大限に期待していい。胃に自信のある人は甲州和牛、馬刺し、アワビの煮貝など、甲州名物の特別料理も各種あるので、別注文してでも賞味してほしい。また、近年は夕日ヶ浦温泉が人気を集めている。温泉好きな人なら訪れておきたい温泉だ。